マフラーのメンテナンス方法[ソニック編]

ソニックのメンテナンス

今日は先日のマフラーメンテナンス・ワイバン編に引き続き、ソニックのお手入れについて解説します。

そもそも、ワイバンとソニックは何が違うの?という方は2011/11/18の記事をご覧ください。詳しく解説しています。

ステンレスは放っておくと表面がくすんできます。

ステンレス=Stainlessというぐらいなので「Stain=しみ、汚れ、サビ」が「less=ない、つかない」という特徴から名付けられた金属です。(ステンレス:Wikipedia

そんなステンレスですが、高温の熱がかかると表面に腐食が出てしまいます。ノーマルマフラーで黒ずんでしまったりしているのは、排気熱で表面が酸化することによってできる腐食です。

耐熱ワックスを塗布して表面を美しく保つ。

この症状は素材の特性として避けられないものなんですが、進行を遅らせる方法があります。腐食というと大袈裟ですが、これは表面に発生しているだけのものなので、表面に耐熱性のシリコンワックスを塗布することでくすみの進行を遅らせることができます

耐熱性のシリコンワックスって?という方のためにいくつか列挙しておきます。

パイプ表面に薄く、塗りすぎないのがポイント。

当社では信越シリコーンの液体のものを使用しています。業販で購入していますのでオートバイ用品店には置いていないかもしれません。ヤマハ純正品やLAVENのものでしたらショップさんにも在庫されていると思います。

信越シリコーンワックス

信越シリコーンワックス

塗り方は、まずワックスを塗る前にマフラーを水で洗い流します。マフラー表面についている土ホコリや油分を洗い流し、十分に拭き上げて乾燥させたあと、耐熱ワックスをウエスにつけてマフラー表面に薄く塗布します。たくさん付け過ぎるとかなりベタつくので薄く塗るのがポイントです。塗りすぎた場合は乾いたウエスで乾拭きしてください。

チタン部分に塗るのはNG!

ステンレスのお手入れ方法を書きましたが、当社のソニックはチタンの部分とステンレスの部分があります。チタン部分にはシリコンワックスが付かないようにしてください

ワイバンとソニックの違い①

ワイバンとソニックの違い①

先日の記事にも書きましたが、チタンには何もついていない状態が一番良いので、シリコンワックスが付着してしまった場合は、パーツクリーナーなどで完全にワックスを拭き取ってください。そのまま熱がかかるとシミになる可能性があります。

なお、耐熱シリコンワックスを塗ることで、腐食が出てしまったステンレスパイプが綺麗になるわけではありません、あくまでも腐食がない状態をキープし、腐食が発生するのを遅らせるためのメンテナンス方法ですので、新しい状態からマメにお手入れしていただくことをお勧めいたします。

以上、簡単に解説しましたがマフラーの取り扱いについてご不明な点がありましたら、なんでもご相談ください